Customizing of Roadster


NCEC ディミングターンシグナルの作成


↑ 作成したユニット ( 500円玉はサイズ比較のため )

プリント基板を設計して NCEC ロードスター用のディミングのユニットを作りました。
以前、試作で作った物より少し小さくなってハードケース仕様です。

↓ 実車での動画はこちら
ディミングターンシグナルの作成(完成)

↓ 試作段階の動画はこちら
ディミングターンシグナルの作成(試作)

プリント基板はある程度の量をまとめて作ったので、上の写真と同様の物がまだ作れます。
どなたか欲しい人がいましたら、有料になりますがお作り致します。
NC ロードスターや RX-8 等のマツダ 7ピンリレー用のユニットになります。
下の写真のような 「 純正リレー 」 がある車両専用です。
純正リレーが無い比較的新しい車種には適合しません。

【 販売サイト 】
BASE 内にあるショップで、スマホアプリ PayID でのお買い物も可
こちらで購入可能です
↑ エキマニやマフラー等で有名な某メーカーと似た名前の店ですが無関係です(笑)



↑ 接続イメージ
こんな感じに純正フラッシャーリレーと純正ハーネスの間に繋いで使用します。
ハイフラ防止用の抵抗は不要 なので、バッテリー負荷が少ないエコタイプ。

動作はマツダのサイトにあった動画を見て大体おなじぐらいの点滅スピードにしてあります。
それを基準に早い方に 2段階、遅いほうにも 2段階、計 5段階調整付きです。
あと、ディミング無しの普通の点滅パターンも入れてあります。
切替は本体に付けたプッシュスイッチ ( 上の写真、本体の左下部分の赤いボタン ) を押して変更。

スイッチは間違って押さないよう、ケース表面から 1mm ほど低くしてあります。
押す時は細いドライバーの先とかで押す感じですね。

基板は電子制御部分のみなので、カチカチ音を出すために純正ウインカーリレーに繋げるようにしてみました。
なので音だけは純正です。


使用条件と注意事項


作ってみて判ったことを書いておきます。
ディミングは普通の点滅と違って、電気を流す時間が増えます。
おそらく 1.5倍 ~ 2倍近いと言えるでしょう。

つまりそれだけ多くの熱を発生するって事です。
なので、ハイフラ防止抵抗とか、それを内蔵した LEDバルブは通常よりも高熱になって危険かと。


私の場合は最初からハイフラ防止抵抗は使わない仕様で作っています。
そのため全く問題ないですけど、既にハイフラ防止抵抗で LED化してる場合とか、抵抗内蔵の LEDを使ってる人は要注意ですね。
また、全部 LED化じゃなくて普通の電球も合わせて使っている場合とか、爆光 LEDもヤバいでしょうね。
バルブが通常よりも高熱になれば、それだけ寿命も短くなるし危険も倍増。

【 ユニット使用環境について 】
・ ハイフラ防止抵抗は NG
・ ハイフラ防止機能付き LEDバルブも NG
・ 爆光 LED や冷却ファン付き LED など、消費電力も大きく発熱しやすいタイプも NG
・ LED ではない普通の電球も NG
・ 社外テールランプやシーケンシャルウインカー等、ウインカー回路に他の電子アイテムや電子基板が入っている場合は適合外です。


【 お薦めの LEDバルブ 】
ぶーぶーマテリアル社
まめ電(MAMEDEN)社
これらのメーカーはハイフラ防止抵抗が入ってなくて良いかと思います。

試作の動画では、ぶーぶーマテリアル社 ( 型番 : Winker-Y-T20-WX316d ) を使ってます。
このバルブは電圧変化に影響を受けにくい 「 定電流回路 」 が入ってますが、問題無くディミングします。


その他の注意事項として、電気モノの宿命ですが通電時間が増えるほど寿命は縮みます。
普通の点滅方式と比べて LED バルブが早くダメになる可能性がありますね。
そう言う意味でも爆光タイプは避け、光量を抑えた髙寿命タイプの LEDを使うのがお薦めです。

あとこれは普通の LED化の場合も言えますが、LED はノイズ発生元になるって事。
普通に LED化してもラジオとかオーディオにノイズが入る場合があります。
これは使用する LED バルブによっても変わって来ますし、オーディオ配線の取り回しが良くなくても起こるので要注意です。



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